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2015年03月17日

体外受精/採卵周期*分割期胚と胚盤胞のグレード。

いままでの一般不妊治療では考えなかったこと。
それは、妊娠するまでのプロセスがたくさんあるということ。

■採卵期
卵を育てるためにホルモン剤や注射をし、成熟したら採卵
採卵した卵を受精
受精した卵を培養して分割胚へ
分割胚へ成長した卵を桑実胚⇒胚盤胞まで育て凍結

■移植期
凍結した胚盤胞を融解
融解した胚盤胞を移植
着床・妊娠

胚盤胞を凍結した場合で書きましたが、高度不妊治療をされている方は
ここまでの道のりを一つ一つ乗り越えながら、治療にのぞんでいます。

妊娠するまでには本当にたくさんの山を乗り越えなくてはいけない。
そんな当たり前のことが、わたしにもようやく理解できました。


そして、この体外受精でもっとも重要となってくることが
良い受精卵から育つ分割期胚、そして胚盤胞というもの。

それぞれの卵は、培養士さんにグレードという成績をつけられます。

そもそもグレードってなんだろう?
わたしも分からないことばかりだったため、調べてみました。

まず、採卵した卵は採取した精子と受精して受精卵となります。
そこから分割を開始し、分割期胚⇒桑実胚⇒胚盤胞と成長をしていきます。

■分割期胚の分類
Grade1:割球の大きさが均一で、フラグメンテーション(※)がないもの
Grade2:割球の大きさは均一だが、わずかにフラグメンテーションがあるもの
Grade3:割球の大きさが不均一だが、フラグメンテーションがないもの
Grade4:割球の大きさは均一あるいは不均一だが、かなりのフラグメンテーションがあるもの
Grade5:割球がほとんど認められず、著しいフラグメンテーションがあるもの

※フラグメンテーション
胚の中にある割球とは異なるブツブツした部分、細胞破片


■胚盤胞のステージ
Grade 1:胚盤胞の特徴である空洞・胞胚腔が胚全体の50%以下の初期胚盤胞
Grade 2:胞胚腔が胚全体の50%以上を占める初期胚盤胞
Grade 3:胞胚腔が胚全体に広がった完全胚盤胞
Grade 4:胞胚腔が拡大し透明帯が薄くなった拡張期胚盤胞
Grade 5:透明帯から栄養外胚葉の一部が抜けかかった胚盤胞

また、病院によってグレードのつけ方は若干異なりますが
多くの病院では「4AA」のように表記するようです。

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※画像はASUKAレディースクリニックよりお借りしています

最初の数字
胚盤胞のステージ(胚盤胞の特徴である空洞=胞胚腔の広がりの程度)を意味し
数字が大きいものほど成長速度が速い、すなわち良好であることを表しています

2番目のアルファベット
内細胞塊(ICM)といい赤ちゃんになる部分の細胞の状態を表しています

3番目のアルファベット
栄養外胚葉(TE)といい絨毛(胎盤)になる部分の細胞の状態を表しています

数字は3〜4が平均的。
そしてアルファベットはAが一番よく、B、Cと順で表します。
また、グレードが良いものほど妊娠率は高いと言われています。


今回胚盤胞まで育ってくれた6つの卵ちゃんたちは、多少難があっても
胚盤胞まで育って凍結に耐えられると培養士さんが判断した胚盤胞です。

ここまでがんばってくれた卵ちゃんたちに感謝して
1ヶ月先の移植時には、良い状態で迎えてあげられるようにしたいと思います。


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